東スポWEB
国会内であいさつした大沢たかお
俳優の大沢たかおは25日、超党派「映画議員連盟」(自民党・伊藤信太郎会長)が国会内で上映した映画「沈黙の艦隊」で国会議員たちを前にあいさつした。
9月29日から全国公開される同映画は、かわぐちかいじ氏の大ヒットコミックの実写映画化。大沢は海上自衛隊一の操艦技術を誇り、高性能原潜(シーハット)の艦長に任命された海江田四郎役で主演をつとめている。
大沢は「知人を通じて、国に従事しているみなさまに(映画を)見てもらうことが可能なのかと相談したところ、協力をいただいて、今日の日を迎えることができました」とした上で「この映画は30年前の原作。その時も物議をかもして国会でもいろいろ話題になっていることをニュースで知っていました。まさか自分がこういう作品に関わるとは、当時は思っていなかった。30年という時を経て、新しい時代に向けて日本の未来のため、安全保障や世界の平和に対して、メッセージを込めながら大きなエンターテインメントに挑戦できないかということで、なんとか進めることができました」と語った。
同映画については「実際(海上自衛隊に)潜水艦を走らせてもたったり、海中ダイバーで撮影したり、小さなカメラを使って潜ったり上がったりしてもらった。それも海上自衛隊の方に感謝なんですけど、これがね、日本のみなさまを守ってくれている方なのだということに気づいてくれるきっかけになればいい」とした。
最後に大沢は「(映画は)全部完結するわけではありません。これが最初の序章になっています。海江田四郎と一緒に旅に出る〝旅たちの章〟だと思っています」とアピールした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/438b1b85ad5e438ec3edf5efa9b504f1c8329dc2