藤井風さんファン必見!里庄町の魅力を一挙 紹介します!
突然ですがみなさん、藤井風さんは好きですか? 僕は好きです!
申し遅れましたが、僕はロナウドゥという、藤井風さんを“推し散らかしている”者です。好きすぎるあまり、YouTubeで風さん関連の動画のみを2年間投稿し続けております。
ファンじゃない方でも、すでに風さんのすごさをご存知かもしれないのですが、音楽番組の『関ジャム 完全燃SHOW』では、風さんのことがこんな風に紹介されていました。
はい、完璧すぎます。
昨年(2022年)、『死ぬのがいいわ』という楽曲が海外で空前絶後の大ヒットとなったことで、楽曲配信サイト「Spotify」では、「海外で最も再生された国内アーティストの楽曲」として1位に輝きました。まだデビューして4年目にも関わらず、世界から注目が集まっています。彼は、今まで日本人アーティストが到達しなかった場所までたどり着くのかもしれません。
ここまで読んで、私も風さんが大好き、前から興味があった、もっと知りたい、って思ってくださった方には、ぜひココを紹介したいんです!!
どこの田舎と思われるかもしれません。一面の緑で、全部同じ色合いです。これがお弁当だったらお母さんトマトと玉子焼き入れたくなっちゃいますよ。
でも、ただの田舎じゃありません。この場所こそが、風さんを生んだ人口約1万人の小さな町、
岡山県・里庄町です。この地で平日の真昼間から興奮気味に練り歩いている人は、地元民ではなく100%藤井風ファンです。というのも、この町にはファンが感激するスポットが数多く存在するからです。
例えば、『旅路』という楽曲のMV(関連サイト参照)は、この町の至る所を風さんが闊歩する内容になっているため、里庄町全体がロケ地みたいなものなんです。なので、同じ場所を探して、自分もMVのシーンと同じように撮影する、つまり自分自身が風さんになるという激強ムーブが出来ちゃうんです。
そんな、風さんファンであれば絶対に行きたいスポット。それが里庄町なのですが、大きな問題があります。
下調べゼロだと詰みます。聖地巡礼の難易度が高いんです。初心者向けじゃないんですよ、全然。どこにでもありそうな河川敷や道路がロケ地だったりするので、MVを何度も見返して脳に焼き付けていないと、どこが撮影場所なのか判別することができません。
さらに、里庄町はのどかな田舎町です。巡礼スポットが町の広範囲にわたって点在しているにもかかわらず、バスや電車のような公共交通機関が細かく張り巡らされているわけでもありません。
以前、僕が里庄町に行ったときは、下調べほぼゼロだったので、徒歩で挑戦してしまいました。明らかに時間と体力が足りず、途方に暮れていたところ、ファンの方のご厚意で車に乗せてもらってなんとか巡礼できた過去があります。だから巡礼には、車が絶対必要なんです!
でも、岡山まで車で行ける方は、限られていると思います。そこで、どこが撮影場所なのかという情報に加えて、車を使わずに誰でも里庄町の聖地巡礼をすることができる方法もご紹介したいと思います。
ということで、やってきましたJR里庄駅。JR岡山駅から、山陽本線に揺られることおよそ40分で到着します。今回の到着時刻は午前10時30分ごろ(取材は2023年8月30日)。
この駅は、(車以外で)里庄町に来る際は必ず利用する駅ですが、単体でも聖地として楽しむことができます。例えば、駅入り口の階段下。ここは2021年3月に公式Instagramに投稿された、風さんがお父さんと2人で映っている場所と同じです。
参考:公式Instagram(fujiikaze)
https://www.instagram.com/p/CMmdiaDljHm/?hl=ja
どちらも、風さんと同じ場所に立って記念撮影するファンが後を絶ちません。
実家の喫茶店で、MVを撮影するために東京からはるばる来たものの、風さんが鍵を東京に忘れてきたことが発覚して、一同が途方に暮れたなんてこともありました。この時、風さんが大人たちに迷惑をかけて明らかに絶望している表情なのが、ファンにとってたまらないシーンのひとつなんです。
冒頭で風さんの良いところばかり紹介してしまったんですが、この方は音楽以外に無頓着で、かなり抜けているところがあります。特にモノの紛失が非常に多いんです。天才タイプの人は、私生活まで完璧すぎちゃうととっつきにくくなってしまうんですが、こういう可愛さも持ち合わせているところが風さんの魅力のひとつですね。会社の部下だったら最悪ですけどね!
ちなみに、この日の服装は『旅路』のMVを意識したグレーのパーカー。お遍路さんも、巡礼のために白衣を着ていますからね。僕も正装で参りました。これは巡礼に当たって必須の服装と言っても過言ではないでしょう。
『旅路』MVの撮影が2月22日、今回、僕が里庄町に来たのは8月30日ということで、多少は暑い気もしますが、まだ午前中ですしここは日陰だから大丈夫なんじゃないですかね。さて、今の気温は……?
え……? 死んじゃう……?
ちなみにこちらの黒の“ナップサック“。吉田カバンの製品で、当時、風さんが使っていたものと同じ。チャックにVaundyさんと友近さんのキーホルダーを付けて、完全に同じにしたというこだわりの逸品です。
ちなみに風さんはリュックサックのことを“ナップサック”となぜか呼称するので、皆さんも明日から、リュックサックのことを“ナップサック”と言ってみると、古参の風ファンから舐められなくなりますよ!
里庄駅で一通り写真を撮った僕は徒歩で移動していきます。
里庄駅から南東へ徒歩10分、閑静な住宅街を抜けた先に、今回の“車無し巡礼”に必要不可欠なスポットがあります。それが、ココです!
手延ダイニング&ライブMacaret(マカレ)さん。こちらは、地元の名産を使用する、パスタやピザが自慢のイタリアンレストランさんです。このレストランは音楽ライブもできるようになっていて、風さんもデビュー前、ここでライブをしていたんです! その場所がこちら。
風さんが実際にライブしていた場所を眺めながら、手前にあるテーブル席で食事を楽しむことができるんです。ファン悶絶必至の空間ですね。また、ファンの方々が描かれた風さんのイラストやグッズなども展示されていて、我々のような聖地巡礼組が楽しめるような空間づくりをしてくださっています。
ちなみにマカレさんの食事スペースはライブをしていた洋式のお部屋と、こちらのような和式のお部屋がありまして、混雑状況によってどちらに案内されるか変わってくると思います。事前に予約する際に、一度確認しておいた方がいいかもしれません。
さて、ここで風さんがライブをしたということは、こちらの店主さんは確実に風さんと言葉を交わし、誰よりも近い場所で歌唱、ピアノ演奏を目の当たりにされているということです。ということで、わたくしロナウドゥが、デビュー前から風さんのことをよく知るマカレ代表、平野さんに詳しくお話を聞いてみました!
う!! うまそぉおおお!!!!
アレとは、「エビときのこのトマトクリームパスタ」(税込1,100円)。これはっ……風さんがデビュー前、マカレに来店した時に食べた伝説のパスタなんです!!
風さんってベジタリアンで魚介類を食べない、大豆ミート大好き人間なんですけど、たしかデビュー前はまだ魚介系は食べていたんですよね。このメニューは、風さんゆかりの料理の中では非常に珍しい存在です。それではさっそくいただきましょう。
ん? ちょっとまって。この麺……、
え? うどんじゃない?
麺ぷりっぷりでうめぇえええ!! なんということでしょう……。表面はツルツルなのに、内部には鋼のようなコシを宿したぷりっぷりの麺になっています!
というか、ぷりっぷり過ぎます。従来のうどんのようなモチモチ食感ではなく、完全に別の“うどん離れした不気味な何か”が口の中を暴れ回るのです。そして、通常のパスタの細麺ではこぼれ落ちてしまうクリームの汁も、太麺がゆえにたっぷりと絡まって、口の中に大量に運ばれていく……。この麺と汁が合体している仕組みは、まさにカレーうどんだ!!
それでは、この電動自転車で風さんの聖地をどんどん巡礼していきたいと思います。しかし、通常は車での移動が基本の里庄町聖地巡礼。坂道も非常に多いです。はたして電動自転車で、対応可能なのかどうか……。美味しいごはんをいただいたマカレさんとはいえ、厳しい目でレビューしていきます。
お借りした自転車は、電動自転車では国内シェアトップのパナソニックのもの。性能は申し分なさそうです。外装も綺麗でピッカピカ。
ハンドル中央部には、スマホホルダーが設置されています。これで地図を確認したり、ナビに案内させたりしながら移動できるから、見知らぬ町でも迷子にもならないってことか。では実際に乗ってみましょう。
結論:もはや原付
風が気持ちよく、坂道も余裕です。マカレからスイスイ坂道を下りながら、里庄駅方面へ戻り、踏切を超えた場所周辺にあるのが続いての目的地になります。
地元食品スーパーの「ファイン 里庄店」。『旅路』MVには、上の画像の右奥に見える歩道橋と、ファインの看板が映っています。記念撮影だけでもいいのですが、せっかく僕の地元大阪にもない、ローカルスーパーに来たので、店内でお買い物をしてみましょう。
僕は行ったことのないスーパーのラインナップを見るのが大好きなんです。この地域にはこんな商品があるのかっていう発見もありますし、野菜や果物が都会では買えない価格で販売されていて驚いたりできますからね。
おっ! 手延べ麺も売っています。やはりこの地域の特産品なんですね。
見たことがないもの、買ってみたいものもたくさんありましたが、そんな中、はるばる大阪から岡山までやってきた僕が購入したものは……こちらです!!
コッペパンと、ゴミ袋!
なぜ? という感じでしょうが、コッペパンとゴミ袋は必須アイテムなんです! みなさんも行ったら買ってくださいね。こちらのコッペパン、NHKの密着取材で、風さんがこれを食べようとして、ナップサックから取り出すときに「コッペパンが潰れとる……」とつぶやくシーンがあるんです。
そのシーンが非常に愛くるしいということで、ファンはスーパーでこれを見かけたら、即買いする傾向があります。でも実際にはコッペパンが無傷だったので「潰れてなかったな」ってすぐ訂正するという、カットしても全然問題ないシーンになっていました……。 何の時間かわからないんですが、風さんの素顔を見せてくれたNHKに感謝です!
昼食を食べたばかりなので、おやつの時間まで、コッペパンはナップサックに入れておきましょう。そしてコッペパンよりはるかに大事なのが「里庄町指定ゴミ袋 燃えるゴミ 大」。コッペパンはどこでも買えますが、このゴミ袋はこの町でしか買えません!
『旅路』MVをよく見てみると、若干ですが映像がぼやけつつ、暖かい色合いになっています。これは、撮影に使用した8ミリのフィルムカメラに、この店で買ったゴミ袋をかぶせてフィルターとして使用しているからなんですね。
里庄町の田舎感と、どこか懐かしい雰囲気を感じさせる映像の秘密は、この黄色いゴミ袋にあるんです。これは通称“里庄フィルター”と呼ばれ、里庄町で聖地の写真を撮る我々にとっても欠かせないアイテムになります。
実際に試してみましょう。普通にファイン里庄店の外観を撮ると、何の変哲もないこんな感じです。
黄色いごみ袋を通して写真を撮ってみると……、
とても良い感じ!!
ぼやけた感じと色あせた印象で、映像は綺麗ですけど、一昔前に撮影したような仕上がりになっていますね。そしてさらに、フィルムカメラ風に撮れるアプリで撮影すると……、
すごくそれっぽい!!
スマホカメラで撮影したとは思えない仕上がりに、僕もかなり鼻息荒くなってしまいます! ゴミ袋を被せただけだと、最近のスマホカメラの画質の良さのせいでどうしても旅路感が出なかったんですけど、ノイズが加わるアプリを使うと、かなり雰囲気を出すことができるようです。
撮影のコツはカメラのレンズとゴミ袋をできるだけ近づけて、ビニールのしわがカメラに映らないように撮ることですね。ただ、実際はカメラで両手がふさがってしまうので、ゴミ袋をカメラにピッタリ押さえつけておくための手が足りず、なかなかうまくいきません。なので、こんな感じで撮影しましょう。
ゴミ袋を頭から被り、頭を後ろに引きながらスマホを持つ両手を前に出すことで、被写体にカメラを向けつつ、ゴミ袋のしわが映りこまない綺麗な写真を撮ることができます。見た目が少し恥ずかしいですが、平日の里庄町は人通りがほとんどないので、周りの目を気にせず撮影に集中することができますよ。
ここからは、このゴミ袋を使いながら、MVのロケ地を撮影していきます。
まずはファインそばの歩道橋での撮影です。『旅路』MVの24秒頃のシーンですね。風さんはMVで左右にふら付きながら歩くシーンがとても多いので、MVを再現するときには必須のスキルになってきます。
この映像が撮れたら、次の聖地に移動します。ファインの前の道路を、西の方角へ道なりに進みます。
道路の左手に見えてくる聖地がこちら。ここは季節の違いで緑が生い茂っていてわかりにくいですが、
『旅路』MVの50秒あたりで、「野球部あるある」というギャグを披露するシーンの周辺です。学生時代に友人と作った割と完成度の高いギャグで、「野球部あるあるパート4」まで存在することが、風さんの口から明らかにされています。
このように、風さんは学生時代に作ったものをセルフサンプリングすることがあります。『へでもねーよ』のイントロは、高校時代に友人と演奏した『キューティーハニー』のサックスパートのサンプリングですからね。
この『旅路』という曲は、それぞれの人々の懐かしい記憶を思い出させるような楽曲ですが、学生時代のご友人はこの「野球部あるある」を見て、彼との懐かしい記憶を思い出すことができるという演出が隠されているのは、あまりにも粋ですね。
さらに、この場所から見えるJR山陽本線の線路方面の景色は、『旅路』MVの2分25秒あたりで、線路に向かって走っていく場所だと思われます。真夏に来たので緑が茂りすぎていて少し雰囲気は違って見えますね。
ここから南西方面に移動すると到着するのが、2番がちょうど始まった、2分32秒あたりの場所です。
ここも緑が茂りすぎているのと、ガードレールのあたりが少しMVの時と違って見えるんですが、MV撮影時の風さんたちの移動ルートを考えると、おそらくここで間違いないかなと思います。
その近くにある踏切は、『旅路』MV2分13秒あたりの撮影場所。この辺は少しの移動で大量にMV撮影地を回れる非常にお得なスポットになっています。ここからさらに南西に移動すると、
ラストの夕焼けをはじめとした、終盤のシーンの撮影場所に到着します。
ちなみに、さっきの場所からここに来る途中にファミリーマートがあるんですけど、そこは監督と風さんがダンスを踊っていた場所と思われます。
この階段の手すりのところにもたれ掛かっているところを、通行人の女性に「かっこいいでしょ」と河津マネージャーが自慢するところも人気の場面ですね。
完全に真昼間なので、夕日ではありませんが、僕もやっておきます。
周辺には、ラストシーンで出てくる河川敷があるのでこちらのチェックもおすすめです! MV撮影時は水位が低く、水辺まで降りて撮影ができたのだと思われます。
一人で社交ダンスを踊っていた場所も夕焼け頃の時間帯だったので、周辺にあると思われます。おそらくこのアングルなのかな? と思ったりしています。
ここまではスタート地点の里庄駅から西に進んできたんですが、東方向に戻っていきます。5分くらい住宅街を抜けながら東に進むと……、
3分12秒、風さんが大の字で道路に寝ころんでいた道路。
この写真は、道路のそばにある階段を上った場所から見下ろすように撮りました。さらに、この階段を上った先にあるのが、
下から風さんをのぞき込むように撮影した池の場所。
MVだけでは撮影場所がまったくわからなかったんですけれども、メイキング動画である『”旅路” Behind The Scenes」(関連サイト参照)で、場所に確信が持てました。
撮影のコツは、撮影する人がしっかりと地面に寝ころんで上にカメラを向けることです。一人で来られた方は、スマートフォンを自撮りモードにしながら地面に直置きして撮影するとうまく撮影できると思います。
そこから北方向に移動すると、右手にMVで風さんが頭突きしていた木が出てきます。
この木の周りは私有地ではないかと思われるので、遠くから景色として眺めるのにとどめておいた方が良いと思います! 次は完全にJR里庄駅の方に戻り、東側に進んだ場所にある里庄郵便局の前。
ここは、冒頭のあたりでお得意のふらつき歩きで風さんが歩いているシーンですね。そして次が最後の目的地。
郵便局から北東方向に進むと、緩やかな坂道の先の斜面に建物が見えてきます。
こちらは「つばきの丘運動公園」という公園です。ですが、まあほぼ山なんですね。ちなみにMVの撮影場所は、
この頂上です。ほぼ登山です。
以前、徒歩で来たときは、登りきるのが大変でしたが、今回僕にはパナソニックの電動自転車がついているので、スイスイと坂道を登っていきます。
坂の上まで登りきると駐輪場があるので、そこからは徒歩で移動していきます。さて、MV撮影場所はどこかな?
まだまだ上にあります。
MV冒頭のシーンの撮影場所です。
風さんはこの柵の上に座っているんですけど、結構な高さがあるので、座るのがそもそも大変です。そのうえ、バランスを崩して後ろに倒れたらどうなるかわからないので、危険でもあります。ご注意ください。
さらに、この「つばきの丘運動公園」の見どころはMVの撮影地だけではありません。
公園内の管理事務所に立ち寄ってみましょう。中をのぞいてみると、
あ、風さんだ!
風さんのサインも展示されている!! 2020年の7月に、里庄町を訪れた時に書いたサインですね。時期的には『Artist on the Rise: 藤井 風 (Fujii Kaze)」の撮影で訪れた時だと思われます。
サインの特長はKazeの「e」の部分にウムラウトが付いていて、ハートマークで囲われていることですね。この1stアルバムのポスターに書かれたサインのように、FUJIIの部分は省略されることもあります。特に最近は省略しがちな印象。
風さんのサインの右側にあるのは『きらり』でダンサーを務め、『まつり」ダンスの振付も担当した川本アレクサンダーさんのサインですね。サインのそばには、誰でも書き込んでいいノートが置いてあるので、ファンのみなさんがこの地に訪れたこと、そして風さんへのメッセージを残しています。
以前来た時よりも英語のメッセージが増えていて、海外での人気の高さがうかがえます。今年の6月から7月にかけて開催されたアジアツアーの影響が大きかったようで、最近は台湾や韓国から里庄町まで来る海外ファンが増えているそうです。
いや、でも待ってください。海外の人でも里庄町って聖地巡礼できちゃうの?
どこに聖地があるかを探すのが、日本人ファンでも難しい里庄町を海外の人が回れるはずが……。難しいからこそ、僕が今どこに聖地があるのか説明するこの記事を書いているんですけどね……。
疑問に思って、里庄町在住の方、数名に話を聞いてみたところ、海外ファンはタクシーに乗って里庄町の聖地巡礼をしているんだそうです。言葉が分からなくても「Fujii Kaze!!」みたいなことを言えば、風さんの聖地の場所をすべて頭に入れたタクシードライバーさんが、今回紹介しているような聖地に連れてってくれるとのことでした。
いや、でも、のどかな田舎でタクシーなんてそう簡単に捕まらないはず。里庄駅だって、平日午前に僕が到着した時なんかは、下車したのは僕だけでした。そんな利用客の少ない駅でそうそうタクシーなんて……。
あっ!
ガッツリ待機してる!! この画像には見切れていて1台しか映っていないですけど、どの時間帯に通っても2台は待機してました。いや、おかしいよ、通勤通学以外の利用者がほぼ居ないのに。
もしかして、聖地巡礼に来た風ファンを狙ってるってこと? じゃあ全部タクシーで行けるってこと?
えー、みなさん、朗報です。タクシーという選択肢が増えました!もしかするとドライバーさん、僕より詳しくて正確な場所を知っているかも。
タクシーの方がいい方は「里庄 タクシー 藤井風」とかで調べて、問い合わせて、聖地巡礼できるか確認してみてください。2社ありますが、どちらも対応できるんじゃないかなと思います。
もっと楽に巡れたのかな、骨折り損だったかー、と傷心な僕からおすすめの情報です!
里庄町での聖地巡礼の最後は、公園で風さんの楽曲を聞きましょう。先ほどのサインが並べられているテーブルには、このような紙が置かれています。
これはつばきの丘運動公園に流れるBGMのタイムテーブルになっていまして、10時から2ndアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」、15時から1stアルバム「HELP EVER HURT NEVER」が流れると記載されています。
つまり、この公園に来れば毎日風さんの楽曲を聞くことができるんですね。風さんが育った町の公園で、野外ライブが楽しめるようになっているわけです!! さらに、12時から曲が流れる千里さんは、クリームうどんを提供してくれたマカレの代表の娘さんで、13時32分から曲が流れる藤井空さんは、風さんのお兄さんです。
こんなに地元アーティストの楽曲が流れる公園はほかにないと思うので、地元の子供たちの耳は相当肥えて、今後次々に才能が開花しそうな雰囲気を感じます。
自転車を16時までに返さないといけないので、『死ぬのがいいわ』あたりで公園を出発します。
さっき登ってきた坂を一気に下るのは爽快感がありますね! ?
自転車をこぐことおよそ20分、マカレに到着。
もうへとへとです……。今回の移動距離はざっくり10キロメートル程度で距離的には余裕だったのですが、晴天で気温が35度前後と非常に暑かったので、マカレに戻ったころには疲れ果てていました。涼しい季節ならもっと楽に回れると思いますよ!
最後は徒歩で里庄駅に戻りましょう。
ということで、車ナシでも十分里庄町を満喫することができました。ぜひ皆さんも参考にしてみてください。
悲しそうな顔で写真を撮っている理由は、この右手に持っているものが原因です
食べるのを忘れていて、完全につぶれたコッペパンです。気付いて悲しみに暮れています。袋に穴がちょっと開いていて、ナップサックの中がパンの匂いであふれています。しかしさすがヤマザキさん、こんな状態でも美味しくいただくことができました! みなさんは潰れないように工夫してくださいね。
【ロナウドゥ】大阪在住。風さんをこよなく愛するYouTuber。風さんのモノマネや聖地巡礼など数多くの動画を公開。最近では海外にも足をのばし、現地ファンと交流も。YouTubeチャンネルの視聴者からは「ロナさん」「ドゥさん」と親しみを込めて呼ばれている。
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