最新の映画動員ランキング(9月15日~17日の3日間集計、興行通信社調べ)は、田村由美の同名漫画を菅田将暉主演で実写化した連続ドラマに続く劇場版『ミステリと言う勿れ』が、初日から3日間で動員60万9600人、興行収入8億5000万円をあげ、初登場1位に輝いた。
【画像】2位『映画プリキュアオールスターズF』以下TOP10入り作品
今回は原作ファンの間でも人気の高いいわゆる“広島編”を松山博昭監督が映画化している。共演は松下洸平、町田啓太、原菜乃華、ほか。敬老の日(18日)の祝日を含む公開4日間の成績では、動員85万4000人、興収11億6900万円を記録している。
2位には、テレビアニメ・シリーズの20周年を記念して歴代プリキュアたちが集結した『映画プリキュアオールスターズF』が、初日から3日間で動員35万7000人興収4億3700万円をあげ初登場。4日間成績では、動員48万8000人、興収5億9100万円となっている。監督は2019年公開の『映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』の田中裕太、声の出演は関根明良、加隅亜衣、村瀬歩、ほか。
3位には『ホーンテッドマンション』が続き、累計成績は動員100万人、興収14億6500万円を突破している。
新作では、4位に世界的人気を誇る日本発のドライビングシミュレーションゲームから生まれた実話を映画化した『グランツーリスモ』がランクイン。監督はニール・ブロムカンプ、出演はアーチー・マデクウィ、オーランド・ブルーム、デヴィッド・ハーバー。
6位には、アガサ・クリスティ原作、ケネス・ブラナー監督・製作・主演によるミステリー・シリーズ第3弾『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』が初登場。
8位には、『さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018年)で監督デビューした岡田麿里の監督第2作『アリスとテレスのまぼろし工場』がランクインした。
既存作品では、公開10週目を迎えた『君たちはどう生きるか』が累計で動員546万人、興収81億6000万円を突破。4作目の公開も発表された『キングダム 運命の炎』は累計で動員370万人、興収52億9800万円となっている。
■全国映画動員ランキングトップ10(9月15日~9月17日)
1(NEW)ミステリと言う勿れ(公開週1)
2(NEW)映画プリキュアオールスターズF(1)
3(2↓)ホーンテッドマンション(3)
4(NEW)グランツーリスモ(1)
5(1↓)劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2)
6(NEW)名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(1)
7(3↓)こんにちは、母さん(3)
8(NEW)アリスとテレスのまぼろし工場(1)
9(6↓)君たちはどう生きるか(10)
10(7↓)キングダム 運命の炎(8)
※11(4↓)MEG ザ・モンスターズ2(4)