年の瀬の「国民的歌番組」とも言えるNHK紅白歌合戦。これまで、最大で7グループが出場し、とくに近年は右肩
上がりでジャニーズ所属の出場者が増える一方だった。
■「2組出場」との報道も
国連にも問題を指摘され、事務所の廃業に至ったジャニー喜多川氏による未成年者への性加害問題。
NHKの稲葉延雄会長は、ジャニーズタレントの新規起用を停止する意向を表明している。そのため、今年の紅白に
は「ジャニーズタレントの出場はないのではないか」との声も目立つ。
一方で、数を減らして「2組ほどが出場するようだ」といった一部報道も。これまで事務所は2回にわたって記者
会見を開いたが、2回目の会見でもNGリスト問題が発覚するなど、世論が必ずしも評価したとは言いづらい。
ジャニーズ事務所自体は17日からスマイルアップ(SMILE-UP.)に社名変更し、芸能マネジメント事業からは撤退
する。しかし、現在の所属タレントが仮に紅白出場した場合、どのような影響があるのだろうか。
■2割が「受信料支払いに影響」
Sirabee編集部が、10月13〜16日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「ジャニーズタレントの紅白出
場」について調査したところ、10.6%が「受信料の支払いをやめる」と回答。
10.7%が「受信料支払いを一旦停止する」と回答している。78.7%は「とくに影響なし」と答えた。
あまり影響がないようにも思えるが、「もともと契約しておらず変化がない」人も含まれるため、ある程度のダ
メージがあると考えてもよいだろう。
ジャニーズタレント紅白
■男性はとくに…
男性タレントのみが所属し、女性ファンが圧倒的多数を占めるジャニーズ事務所だけあって、今回の調査結果に
も男女差が目立つ。
男性は、およそ3割が「ジャニーズタレントが紅白出場した場合、受信料支払いに影響する」と回答。一方、女性
ではその半分程度だ。
https://news.infoseek.co.jp/article/sirabee_20163178951/