1 冬月記者 ★ :2023/10/23(月) 08:00:07.72 ID:yaEfZW4r9
橋本環奈、浜辺美波、今田美桜……近頃は、身長150cm台の若手女優の活躍が目立っているという。コラムニストで放送作家の山田美保子さんが解説する。
以前はモデル出身で身長160cm台後半の女優さんが多かった
《今まで司会をされた方の中で一番小ぶりだと思いますが、すごく光栄だし、嬉しいです》とは、10月6日、『第74回NHK紅白歌合戦』の司会者に選出された有吉弘行サン(49才)の弁。その有吉サンを囲むのは、昨年に続いて2年連続となる橋本環奈サン(24才)と初挑戦の浜辺美波サン(23才)です。
浜辺サンは9月まで放送されていたNHK連続テレビ小説『らんまん』のヒロインを務め、NHKがこれまでも大切にしてきた“貢献度”で文句ナシのかた。バラエティー専門放送作家の私としては、時折、トークバラエティーに出てくださる浜辺サンの“ザ・女優”としての振る舞いがツボなんですよね。
子供の頃から大手女優事務所に所属されているからなのでしょうか。いい意味で“大物”だし、女優さんならではの“惑わせ”もあるし、簡単にはトークに乗ってこない……。共演男性タレントを翻弄するような面も兼ね備えていらっしゃるので、『紅白』での大物男性歌手との絡みがいまから本当に楽しみです。
そして橋本サンは2024年度後期の連続テレビ小説『おむすび』に主演することが決まっていますし、何より昨年の『紅白』での司会ぶりは放送開始直後からSNSで大きな話題になりました。私も真っ先に「クソ度胸」(←褒めています)とつぶやいたものです。
中略
橋本環奈サンは152cm、浜辺美波サンは157cm。1990年代から台頭してきたモデル出身の女優さんたちの身長は160cm台後半が大半で、なかには藤原紀香サン(52才)のように170cm超えのかたもいらしたことを思えば、橋本サンや浜辺サンは本当に“小ぶり”でいらっしゃいます。
10月6日放送の『さんまのまんま秋SP』(カンテレ・フジテレビ系)に出演した橋本サンは「(見た目は)中学生くらいから変わってないので、身長は小さい方」「遺伝で家族みんな小さめ」と明かしました。さらに、明石家さんまサン(68才)から「キスシーンとか、台とか置いたりするとかあるの?」と聞かれた橋本サンは「あります!」と即答。「“箱馬(撮影時に使用する木の台)ロード”が作られて、10個くらい箱馬並べてそこの上を歩いてく」とか「(相手俳優との)2ショットで画角に収まらないので」と“小ぶり”ならではの苦労を語ったのです。
「東宝シンデレラ」は身長が高い方が珍しいと言える
でも、逆もありませんか? 今年4月期の火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)での橋本サンの相手役は身長164cmのHey! Say! JUMP・山田涼介クン(30才)。箱馬に乗らずとも、2ショットでちゃんと画角に収まるというだけでなく、ド貧乏なシンデレラと絶対的王様というキャラにおふたりがピッタリで、応援しながら全話リアタイしちゃいました。
『らんまん』で共演した168cmの神木隆之介サン(30才)と浜辺サンもサイズ的にはピッタリです。展開的にはいろいろありながら、視聴者の皆さんはふたりの役を応援してきたのではないでしょうか。
もちろん、“箱馬作戦”もあるわけですから、高身長の俳優さんとの恋人役も夫婦役もOKです。
その昔、松嶋菜々子サン(50才)と滝沢秀明さん(41才)が共演したドラマ『魔女の条件』(TBS系)は、教師と生徒役だったとはいえ、身長差が気にならなかったといえば嘘になります。
近年では、松下奈緒サン(38才)と市原隼人サン(36才)が共演したスペシャルドラマ『往復書簡~十五年後の補習』(TBS系)のストーリーがなかなか入ってこなかった経験もあります。
先日、何本かの朝ドラを振り返る短期連載をしていたとき、松下サンが主演したNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』を思い出すひとときがありました。同作の相手役は向井理サン(41才)。やはり、高身長の女優さんには高身長の俳優さんが並んで“しっくり”くるワケです。
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