嵐の二宮和也が10月24日、グループのファンクラブで動画をアップ。同日をもって所属するSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)を退所、独立することを発表。ファンの間で激震が走っている。
二宮は動画の中で「個人で活動していく決断をさせていただきました」と報告し、そこに到った心境を告白。きっかけは、やはり旧ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏が起こした性加害問題で、10月2日に行われた事務所の会見以降、自身の活動にも大きな影響が起きたという。二宮は「僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めた」と振り返った。
さらに、二宮は今後の嵐の活動にも言及。「僕は明日からも嵐です。これはこの先ずっと嵐がある以上、嵐なのでそれはもう安心していただきたい。また嵐が再開する時はもちろん、メンバーとして活動を一緒にやっていく」とグループを脱退する考えはないことを強調した。
ネット上では二宮の発表について、「二宮和也さんの言う通りだと嵐の他のメンバー4人もいずれ退所して独立するってことなのかな」「嵐はジャニーズに残るもんだと思ってた」「退所しても嵐として活動できるってどういう意味かよくわからない…」などさまざまな声が上がっている。
「事務所から独立しても嵐として活動できるのかどうかですが、先例としてAKBグループがあります。メンバーは加入当初は、グループの運営会社に所属していますが、個人の活動を広げるためにホリプロ、太田プロ、尾木プロ、ワタナベエンターテインメントなど他の事務所に移籍するケースが多い。それでもグループ活動の時は集まるという形態になっています。他にも男闘呼組は、元は旧ジャニーズ事務所所属のメンバー4人のロックバンドでしたが、解散後は岡本健一以外は全員退所。しかし、昨年7月から約1年間という期間限定で全員、所属がバラバラの状態で再結成を実現させました。嵐についても諸権利の扱いなどについては話し合いが必要でしょうが、決して不可能ではないでしょう」(芸能記者)
また、嵐とは別の“あのグループ”についても同様だという。
「二宮がKAT-TUNの中丸雄一、Hey! Say! JUMPの山田涼介、Sexy Zoneの菊池風磨と活動しているYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』です。『ジャにの』は旧ジャニーズ事務所の会見を受けて、10月4日の更新を最後に活動休止。二宮が独立した今となっては、どうなるのかが注目されています。しかし、こちらは11月に向けての再開を明言していますし、新チャンネル名も募集中。嵐と同様に活動できるはずです」(前出・芸能記者)
(柏原廉)
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